Column

清水 泰史

目標の進捗管理

4月が新年度のスタートの会社は、今月から新たな目標に取り組まれていることと思います。

前回の私のコラムでは、目標設定に関してお話しました。
会社を支援して感じることは、すばらしい目標を設定されるのですが、達成することができない会社が多いことです。

目標設定が高すぎるのでしょうか?
決してそうだとは思いません。

目標の基準は、達成できるか、できないかが、お勧めであることを説明しました。
最初から無理な目標ばかりではないと思います。ではなぜ達成できないのでしょうか。

意外に多いのが、最初に立てた目標の進捗管理がされていない場合が多いことです。
最初に立てた目標が、期中で変更になったり、新たに新しい業務が発生したりすると、目標自体を見直さなければならない状況も起こります。

そのような状況が発生したときに、進捗管理ができていない場合は、直ぐに対応できません。
このような状況は良く起こることなのに、進捗管理されずに進められていることが結構多いのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

第1に、毎月目標の進捗状況を把握します。
第2に、期中で仕事の状況が変わったときは、実情に合うように目標や達成基準を見直します。
第3に、毎月翌月までに行なうことを明確にします。

これらが6回繰り返されれば、半年後の達成が具体的になります。

翌月までに行なう対策を立てる。 ⇒ 翌月までに対策を実行する。 ⇒ 翌月その効果を確認する。

この繰返しを継続的に行なうことが、達成への正攻法です。

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