事例・実績
Result
5S捨てるのは「もったいない」けど、捨てないのも「もったいない」
ある会社で「あかふだ作戦」を実施しました。
8畳ほどの大きさの備品庫ですが、30分かけて不要なものに、赤いテープを貼りました。
中には全く使っていない、新品の備品にも赤いテープを貼りました。
社員の方からは「一度も使っていないのにもったいない」という声があがりました。
新品を捨てることに「もったいない」と思う気持ちは、誰もが抱く気持ちであり、正しい気持ちといえます。しかし、あかふだ作戦をするにあたっては、ぜひ「捨てないのももったいない」という気持ちも覚えていただきたいと思います。
この会社の場合、作業スペースをひとつ潰して備品庫にしていました。
この作業スペースがきちんと稼働したならば、それは付加価値を生む(≒売上を生む)スペースとなっていたはずです。
それを付加価値の生まないスペースとして放置しておくのは、とてももったいないことです。
「空間」も限りある資源です。その空間に、使わないものをいつまでも置いておくのも「もったいない」ということを、あかふだ作戦を機に知っていただきたいと思いました。