事例・実績
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5S掲示物を管理しよう(5S活動事例)
5S活動では不要なものを捨てる「整理」、必要なものがすぐに取り出せる「整頓」、機械の汚れや職場のゴミを取り除く「清掃」の3Sを中心に行われます。
この「整理」「整頓」「清掃」ができれば見違えるほど職場環境が改善します。
今回は少し見落としがちな「掲示物」について事例をご紹介いたします。
下の写真ではいつから貼られているかわからない掲示物がたくさんあります。
当然いつまで貼っておくか期限を決めていませんのでそのままの状態が続いています。
このような状態が続くと掲示物の重要性がなくなります。
本当に必要な情報が届かなくなることもあります。
皆さんの職場にも必要性があまりないものや期限の過ぎた掲示物が貼られていませんか。
改善後は掲示物がすべて取り除かれました。
代わりにホワイトボードが設置されて必要な情報が書き込まれるようになりました。
見ていただくと分かりますが、壁の掲示物が取り除かれただけで職場がきれいになりました。
掲示物を貼るときの注意点ですが、期限を決めて貼るようにしてください。
また不要な掲示物がないか5S活動を通して巡回することで維持することができます。
職場がきれいな状態を維持できることを「清潔」といいます。
「清潔」を実施するためには、汚れない仕組みを作る必要があります。
不必要な物がなくなるとムダやミスが減ります。
また探す時間の短縮にもつながります。
つまり仕事の生産性が向上します。
5Sは誰でもできる活動ですが、いざやってみると継続することが難しいです。
我々クリエイションでは、5S活動が維持できるよう支援を行っています。
5Sは単にきれいにするだけでなく、自分たちで計画を作って実行することで主体性を持って働く下地を作ることができます。
いきなり改善活動をしようとするとうまくいかないことが多いので、まずは5Sからすすめてみてはいかがでしょうか