事例・実績
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5S扉回りの工夫(5S活動)
扉回りについての改善です。
下記の写真は扉があくために必要なスペースを見える化しています。
このように見える化することで、ラインの内側にモノを置くことを防ぎます。
よくあるのが仮置きが多くなってしまい扉の前にモノを置いてしまうことです。
そうすると扉を開けて中にあるモノを取り出す時にいちいち手前においてある荷物をどかさないといけません。
当然ものを取り出したら置いてあった荷物をもとの場所に戻さなくてはいけません。
モノをいったん別の場所に移動させる時間と、戻す時間はムダな時間です。
余計な作業が増えるのでストレスにもつながります。
上記写真のようにラインを引くだけで工夫で仮置きを防止することができるので簡単です。
注意点としてはルールを決めたらみんなに周知する必要があります。
しっかりと理由を説明して丁寧にお願いしないと浸透しません。
「ここに荷物を置くとモノが取り出しにくく、職場環境をもっと向上したい」
目的自体は当たり前のことですが知らないところで勝手にルールを決められると意欲の低下にもつながります。
またルールを決めた後は守られているか巡回してチェックする必要があります。
ルールが浸透するには3か月ほどかかるといわれています。
細かいことですがしっかりと浸透させるためにはそれなりの時間が必要です。
守られていないとつい叱ってしまうこともありますが、目的の説明とルールの遵守を繰り返し伝えていきましょう。